1月 8

地球温暖化による気温上昇がいかような影響が出てくるのか、専門家の意見をもとに見ていきましょう。
まず、「気温上昇」と言っても通常の季節の変化のように大きな気温差を想像してはいけません。
地球規模での「年単位の平均気温」の上昇ということなので、スケールが違います。具体的にどういうことかというと、地球の総面積が約510,000,000平方キロメートルと言われていますが、その全てで1℃気温上昇すると、その熱量は「510,000,000×1℃」もあると考えられます。
こんな計算が正しいのかどうかはわかりませんが、イメージとして感じてくれればOKです。つまり、地球規模で平均気温の上昇が起きるということはそれだけ莫大な熱があるというふうに思っていただければ結構です。

それでは具体的に環境、人間、生態系などにどんな影響が懸念されるのかをみていきましょう。
まず沿岸域では海面上昇によって、洪水と暴風雨による損害の増加が懸念されます。また2℃前後の平均気温上昇によって、干ばつの増加などによって数億人単位で水不足に直面することが予想されます。
生態系への影響として、種の分布範囲の変化と森林火災リスクの増加、多くの種で絶滅リスクも増加が懸念されます。

人間への影響としては、いくつかの感染症媒介生物の分布変化によって熱帯地域の感染症が現在の亜熱帯地域、温帯地域まで広がるリスクが高まります。
また、穀物生産性の低下と人口増加の影響によって飢餓エリアの拡大も予想されます。
このように地球温暖化による平均気温上昇は人類を含む生態系への甚大な悪影響が予想されています。

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